独自ドメインって必要?サーバーってなに?

こんにちは。neo-cheeks代表の渋谷です。

会社でホームページを作ろうとしたときや、新しくリニューアルを考えたときに、必ず耳にするのが「ドメイン」と「サーバー」という言葉です。

「カタカナばかりでなんだか難しそう……」「結局、どれを選べばいいのか分からない」とお悩みになる経営者様もとても多くいらっしゃいます。

ですが、仕組みそのものは決して難しいものではありません。小学校の教科書を読むように、身近なものに例えながら考えていくと、あっという間に全体像が分かります。

今回は、会社のWebサイトを安心して守り育てるために知っておきたい、ドメインとサーバーの基本や選び方についてお伝えしてまいります。

モダンな街並みと建物のイメージ

ドメインとサーバーってなに?インターネットの「お家づくり」で考えよう

インターネットの世界にホームページを作ることは、現実の世界で「自分のお店やお家を建てること」とまったく同じです。

この3つの関係を、まずは分かりやすい図で見てみましょう。

ドメインとサーバーとWebサイトの位置づけと全体像

図のように、ホームページができるまでには3つの主役が登場します。

  • サーバー = お店を建てるための「土地」
  • ドメイン = お客様が迷わず来られる「住所や看板」
  • ホームページ = 土地の上に建つ「お店や建物」

どれか1つでも欠けてしまうと、お客様にお店を見てもらうことはできません。

土地(サーバー)を借りて、そこに住所(ドメイン)をつけ、建物(ホームページ)を建てる。これが、インターネットの世界にお店を構えるすべての仕組みです。

しっかりとした家の外観イメージ

「独自ドメイン」と「借りるドメイン」の違いとは?

ドメインには、大きく分けて「独自ドメイン」と「借りるドメイン」の2種類があります。

例えば、WixやJimdo、無料のブログサービスなどで手軽にサイトを作ると、アドレスは以下のようになります。

借りるドメインの例:

https://〇〇〇.wixsite.com/自社名

一方、自分で取得する「独自ドメイン」は、世界にひとつだけのオリジナルアドレスです。

独自ドメインの例:

https://自社の会社名.com や .jp

これも現実のお家で例えると、とても分かりやすい違いがあります。

1 信用力と安心感が大きく変わります

お取引先様やお客様が会社案内を見るとき、アドレスに他社のサービス名(wixsiteなど)が入っていると、「手軽に作った仮のサイトなのかな?」という印象を与えてしまうことがあります。自社だけの名前が入った独自ドメインがあるだけで、会社の公式なお店としてしっかりとした信頼感が伝わります。

2 ずっと会社の「財産」として残せます

借りるドメインで作ったサイトは、いわばショッピングモールの中の小さな間借りスペースです。もしそのサービスをやめたり、別の制作会社様へ引っ越したいと思ったとき、そのアドレスを連れて行くことはできません。

ですが、独自ドメインであれば、ホームページを作り直しても、サーバーをお引越ししても、ずっと同じアドレスのまま使い続けることができます。名刺やパンフレットのアドレスを変える必要もありません。

3 専用のメールアドレスが持てます

「info@自社名.com」のように、自社のドメインを使ったメールアドレスが自由に作れるようになります。無料のフリーメール(gmailやyahooメールなど)でお仕事のやり取りをするよりも、対外的な信用度が格段に高まります。

安全に管理されたデータセンターとサーバーのイメージ

代表的なレンタルサーバー4社を分かりやすく比較

土地にあたる「レンタルサーバー」には、たくさんの会社があります。ここでは、日本の多くの企業様に選ばれている代表的な4つのサービスをご紹介します。

1 エックスサーバー(Xserver)

日本で最も利用者の多い、王道のレンタルサーバーです。サイトの表示スピードが速く、長年蓄積された安定性があり、トラブルが起きにくいのが特徴です。「迷ったらここを選べば安心」と言われるほど、企業様向けの信頼性に定評があります。

2 ConoHa WING(コノハ ウィング)

GMOインターネットグループが提供する、近年非常に人気が高まっているサーバーです。管理画面がとてもシンプルで分かりやすく、初心者の方でも直感的に操作できます。国内最速クラスの表示速度も大きな魅力です。

3 さくらのレンタルサーバ

日本のインターネットの歴史を長く支えてきた、老舗中の老舗サービスです。学校や官公庁、地域企業様などにも広く愛用されています。手頃な月額料金から始められるコストパフォーマンスの良さが特徴です。

4 GMO系(お名前.com / コアサーバー)

ドメイン取得で国内最大手の「お名前.com」や、コストを重視する方に人気の「コアサーバー」などがあります。ドメインとサーバーをひとつの窓口でまとめて管理しやすく、費用をできる限り抑えたい場合にも適しています。

【主要4社】年間費用と独自ドメイン無料特典の比較

一般的な会社案内のホームページを1年間運営した場合の目安コストです。

サービス名 容量の目安 年間費用の目安 実質月額の目安 ドメイン無料特典
エックスサーバー(Xserver) 500GB 約5,940円〜12,000円前後 約495円〜990円 対象契約で独自ドメインが永久無料
ConoHa WING 300GB〜500GB 約6,000円〜12,000円前後 約500円〜990円 WINGパック契約で独自ドメイン最大2個永久無料
さくら スタンダード 300GB 約9,520円前後(ドメイン代含む) 約793円 ドメインは年額約1,600円〜が別途必要
GMOコアサーバー 500GB 約5,160円〜 約430円〜 対象プランで独自ドメイン永久無料

※キャンペーン価格や契約年数(12ヶ月〜36ヶ月一括払いなど)によって金額は変動します。
※ドメイン永久無料特典は、サーバー契約を継続している間、更新費用がずっと無料になる仕組みです。

ご覧のように、現在の大手サーバー会社では「サーバーを契約すると、ドメイン代がずっと無料になる特典」を用意しているところがほとんどです。

そのため、自社で直接契約すれば、年間およそ6,000円〜1万2,000円前後(月あたり数百円〜千円程度)で、しっかりとした独自ドメインと高品質なサーバーを両方持つことができます。

計画的なビジネス契約と書類のイメージ

一番大切!自社でドメインとサーバーを「直接コントロール」すること

今回、経営者の皆様に最もお伝えしたい大切なポイントが、「ドメインとサーバーは、代理店任せにせず、自社で直接契約しておくこと」です。

ホームページの制作をお願いするとき、「よく分からないから、サーバーもドメインも全部制作会社さんにお任せで契約してもらった」というケースを本当によくお見受けします。

もちろん、日々の設定や管理をプロにお手伝いしてもらうこと自体は素晴らしいことです。しかし、「契約の名義やログイン情報」まで制作会社様の名義になってしまっていると、後から思わぬトラブルに巻き込まれることがございます。

! 代理店名義にしておくことで起きるリスク

・制作会社様とのお付き合いをやめたいときに、ドメインを引き継いでもらえない
・「解約するならドメインの譲渡費用に数十万円かかります」と言われてしまう
・担当の会社様と連絡が取れなくなってしまい、ホームページが突然止まってしまう
・自社のホームページなのに、自社でパスワードすら分からない

ドメインは、長く会社を営むほど、お客様からの信頼や検索エンジンからの評価が貯まっていく「かけがえのない会社の看板(財産)」です。

だからこそ、

  • サーバーの契約名義は自社(自社のメールアドレス)にする
  • 毎月の費用は自社のクレジットカードで直接支払う
  • 管理画面のIDとパスワードは自社でしっかり保管しておく

この3つを自社で握っておくことが大切です。

鍵(管理権限)さえ自社の手元にあれば、ホームページの制作や保守を誰にお願いするかはいつでも自由に選ぶことができます。大切な会社の未来を守るためにも、ここだけはぜひ覚えておいていただきたいポイントです。

協力し合うパートナーシップのイメージ

最後に

Webの世界には難しい専門用語がたくさん登場しますが、ひとつひとつの役割をほどいていくと、現実の世界でのお買い物やお店づくりと何も変わりません。

「自社の看板(独自ドメイン)」と「自社の土地(サーバー)」を自分たちの手でしっかり持つこと。それは、これから先何年も続いていくビジネスの確かな土台になります。

neo-cheeksでは、お客様を囲い込むために契約の主導権を握るようなことは一切いたしません。

「サーバーの直接契約ってどうやるの?」「自社名義になっているか確認したい」といった疑問にも、いつでも分かりやすく寄り添いながらサポートしております。

大切な会社の資産を皆様ご自身の手でしっかり守りながら、安心してWebを活用していただけますように。この記事が、これからのホームページづくりのお役に立てましたら幸いです。